コフィル富士口コミレビュー|実際に使ってわかった味わいと注意点

コフィル富士 口コミ コーヒーの器具

コーヒー好きの間でじわじわ人気が高まっているセラミックコーヒーフィルター「コフィル富士(Cofil Fuji)」。

紙フィルター不要でエコ、しかも味がまろやかになる…と聞くと気になりますよね。でも実際のところ「本当に美味しく淹れられるの?」「お手入れは面倒じゃない?」「口コミで見る茶色くなる問題って何?」と不安になるのも正直なところ。

そこでこの記事では、実際にコフィル富士を使って感じたメリット・デメリットを正直レビューします。デロンギのマグニフィカ派からフィルターに興味を持ち始めた方や、初めてセラミックフィルターを検討している方の参考になるよう、写真付きでリアルにお届けします。

コフィル富士とは?基本スペック・概要

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おしゃれなセラミックコーヒーフィルターとして注目度が高まっているコフィル富士。

実は見た目だけでなく、コーヒーフィルターとしての機能も優秀な優れものなんです。

富士山型セラミックフィルター「コフィル富士」の特徴

富士山型のセラミックコーヒーフィルターとして話題のCofil Fujiは、以下の特徴があります。

  • 長崎県波佐見焼の技術を活かしたセラミック製ドリッパー
  • ペーパーフィルター不要(エコ志向)
  • カラーバリエーション(空色・ターコイズ・ラベンダーなど)でインテリア性も高い
  • セラミックならではの耐久性・保温性も特徴

可愛らしいデザインだけでなく、コーヒードリッパーとしての高い品質も注目を集めています

コフィル富士のスペック表(サイズ・重量・穴数・付属品など)

コフィル富士のスペックを紹介します。

項目内容
材質セラミック
外形富士山型ドリッパー + 受け皿 + サーバー
カラーバリエーションターコイズ、ラベンダー、向日葵、赤など
ドリップ穴50ミクロンの無数の穴
付属品本体、サーバー、受け皿
特徴不純物の除去
水のカルキ臭除去

コフィル富士を実際に使って感じた3つのメリット

コフィル富士を愛用中の筆者が毎日使って感じた3つのメリットを紹介します。

セラミックフィルターでろ過するとまろやかになる

コフィル富士を購入するまでは、デロンギのマグニフィカSを愛用していました。

デロンギなどのマシン抽出ではコーヒーがやや鋭く出ることがありますが、コフィル富士で淹れると、苦味や酸味のトゲが和らぎ口当たりがやわらかくなります

いつもの豆をデロンギとコフィル富士(セラミックフィルター)で抽出したところ、雑味やざらつきがコフィル富士のほうが少ないと感じました。

関連記事:デロンギマグニフィカS「ECAM22112」と「ECAM23120」の違いを比較

富士山のデザインが可愛い

コーヒータイムを上質な時間にしたい方は、器具のデザインにもこだわりたいのではないでしょうか。

コフィル富士の場合、部屋に置いておくだけで雰囲気が華やぎます。富士山型という強いビジュアル性と、柔らかな色合いのカラーバリエーションがコーヒータイムをより特別なひとときにしてくれるでしょう。

日常のリズムをリセットする時間として最適

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普段はデロンギのマグニフィカSを使用している筆者ですが、コフィル富士でドリップコーヒを淹れるようになってから意識的にゆったりする時間を取るようになりました。

富士山のデザインが可愛らしく、コーヒーを抽出している時間すら楽しむことができています

「今日は考えごとを整理したい」「少しゆったりしたい」そんなときに、ドリップ時間の長さも心地よく感じられます。

コフィル富士のデメリットとその対処法

コフィル富士のスペックやコーヒーの味わいには満足しているものの、お手入れには時間がかかるというのが率直な本音です。

セラミックフィルターにコーヒーの粉が挟まる

使って数日経つと、穴周辺や溝に粉が少し残ることがあります。特に中細挽き以上の豆を使うときに起こりやすいと感じました。

コーヒーの抽出に時間がかかるようになるなど、目詰まりを感じたら以下の方法で対処しましょう。

  • 抽出後すぐ湯で予洗いし、軽く振って粉落とし
  • 5〜10回に1回ほど煮沸洗浄
  • 細かいブラシで穴を軽くこする

取扱説明書には、鍋に淹れて煮沸するのが正しいお手入れ方法だと記載されています。煮沸は想像以上に時間がかかるため、お手入れに時間をかけたくない方は使用後に沸騰したお湯をろ過して洗浄するようにしましょう。

コフィル富士のメンテナンス方法は、別途「コフィル 富士のお手入れ完全ガイド」記事として詳しくまとめる予定ですので、公開をお待ちください。

白い部分が茶色く変色してくる

長く使っていると、富士山の頂上付近の白くなっているデザイン部分はコーヒー成分が染み込んで、薄茶色に変わってくることがあります。

コフィル富士の変色が気になった場合、重曹と酸素系漂白剤を入れた後、10分ほど煮沸します。その際、洗い流した後に今度は重曹と酸素系漂白剤が入っていないお湯で煮沸するのを忘れないようにしましょう。

デロンギ vs コフィル富士:味・手間・時間で比較

普段愛用しているデロンギのマグニフィカSとコフィル富士で淹れるコーヒーを比較してみました。

比較軸デロンギ(マシン抽出)コフィル 富士(セラミックフィルター抽出)
味わいシャープ寄り、しっかりした苦味やコクトゲが和らぎまろやか、雑味が少ない
手間抽出はワンタッチだがメンテナンス要(内部洗浄など)抽出は手動・ゆったりだが、粉残り対処が必要
時間早い(30秒~1分台)ゆっくり抽出(3分前後が標準)
コスト電力・メンテ部品コストありメンテナンス用重曹・ブラシ程度、ペーパー代ゼロ
利便性操作簡単慣れが必要、粉挟まり注意が必要

「コーヒーをじっくり淹れたい・味を丁寧に楽しみたい方」にはコフィル富士の利用がおすすめです。また、コーヒー時間をより豊かにしてくれるデザイン性の高い器具を好む方にもコフィル富士をおすすめできます。

反対に、「ボタン一つで本格的なコーヒーを楽しみたい」という方にはデロンギのマグニフィカSが最適でしょう。

コフィル富士を使うときに知っておきたいコツ・注意点

実際にコフィル富士を愛用中の筆者が感じた使い方のコツや注意点を解説します。長くきれいな状態でコフィル富士を使用するためにもしっかりとお手入れをしましょう。

コーヒー豆の挽き方は中細〜中挽きがベスト

極細すぎると粉が穴を塞ぎやすく、粗すぎると抽出力不足になるので、最初は中細挽きにしお好みに合わせて調整することをおすすめします。

コフィル富士の抽出手順

  1. 本体+サーバーを湯通しして温め
  2. 少量で蒸らし → 粉を湿らせる
  3. 数ステップで少しずつ湯を注ぐ
  4. 抽出終了後、できるだけ早く粉残りを排除

セラミックフィルターの目詰まりを防ぐためにも、使用後はすぐにフィルター内のコーヒーカスを処分するようにしましょう。

時間に余裕がある場合、湯通しするのもおすすめです。

【購入ガイド】コフィル富士の最安値比較

2025年10月時点での価格目安や特典等を記載します。

ショップ価格目安特典・送料備考
Amazon5,500円前後プライム送料無料キャンペーンあり在庫変動あり
楽天6,000円前後ポイント還元ありカラーモデルが揃っていることも多い
Yahoo!ショッピング6,000円前後Tポイント・PayPay還元ありセール時は価格変動大
公式サイト定価正規保証/限定カラー購入数によって送料が発生するため注意

筆者はAmazonで購入しました。さまざまなECサイトで購入できるので、ポイ活で利用しているサービスがあればそちらを利用するのも良いでしょう。

コフィル富士に関してよくある質問に回答

コフィル富士の購入前に知っておきたいよくある質問をまとめました。一愛用者として使い勝手などを回答します。

ペーパーフィルターは不要?

コフィル富士はペーパーフィルター不要な構造です。しかし、微粉の目詰まりを抑えたい場合は目の細かいペーパーを併用する方もいます。

コーヒーオイルやアロマも抽出できるのがコフィル富士の良い点でもあるため、お好みに合わせてペーパーフィルターを併用するのか検討するとよいでしょう。

金属フィルターより本当に雑味が減るの?

筆者の実験では金属フィルターで飲んだときに感じた粉っぽさやざらつきが、コフィル富士では明らかに減りました。

また、コフィル富士で淹れたコーヒーは非常にまろやかな味わいになります。

初めて使うときに気をつけることは?

最初は粉が詰まりやすいので、湯通し・予洗いを丁寧に行うことをおすすめします。また、衛生上の観点からも煮沸してから使用された方がよいでしょう。

コフィル富士の口コミ総まとめ:私が2ヶ月使って出した結論

コフィル 富士は、ただ飲むだけではなく、コーヒー時間そのものを豊かにする器具 だと感じます。
メリット(まろやかさ・デザイン性・気持ちの切り替え時間)を確かに得られつつ、デメリット(粉詰まり・変色)は「ちょっとした注意・習慣」でカバーできます。

もし下記に当てはまる場合、コフィル富士は候補に入れるべきコーヒー器具です。

  • デロンギなどの機械抽出一辺倒から変化を求めたい
  • 見た目も機能も両立したコーヒー器具を探している
  • ゆったりと自分の時間を楽しみたい

コフィル富士を使用して、まろやかなコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。

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